活動報告blog

木城のふくしがつながる会

2024年6月25日

6/21(金曜)に 第1回 「木城のふくしがつながる会 定例会」 を開催しました!

この “つながる会” は、ふくし関係者同士の顔なじみの関係づくりを第一目的に発足した任意団体です。

最近は多様化する個人の価値観や社会情勢の影響もあって、課題も多様化しており複数分野に跨って支援が必要な世帯が増えていたり、どの制度にも当てはまらないのに福祉的な課題に直面している世帯も全国的に増えていると言われています。

もちろん木城町もそんな社会情勢に対応する必要がありますが、今回、木城町の福祉に携わる関係者(児童・障がい・高齢者・権利擁護など)が、互いの分野の壁を越えて地域の福祉課題のことを話すために集まることになったことはとても素晴らしい出来事です。4月の発足総会後には「つながる交流会」も開催し、親睦を深めましたよ。このツナガリがさらに増えていけるとよいと思います。

“木城のふくしがつながる会”では、今年度、分野全体の福祉課題でもある「ふくし人材不足」という課題を解決するべく “けあ☆すた(体験活動型 福祉人材確保事業)” を企画し取り組むことになり、本日は事業開始に伴う説明と流れの確認、体験活動の協力をお願いしました。
先日より、木城学園をはじめ、県内の福祉系・医療系学校に伺い、事業の広報をしていますが、福祉系に入学する学生も少なくなってきている現状も知り、この事業をきっかけとして将来の福祉人材が増えてくれるとよいなと思います。中学生以上が対象ですが、学生以外でも福祉に興味のある方は、是非、参加をお待ちしていますので、詳細は直接、木城町社会福祉協議会へお問い合わせください。

また、当日の会議では、本題に加えて災害時の連携ツールとして、LINEのオープンチャット機能を使ったつながる会の連携や情報共有についても話し合いました。線状降水帯の発生や地震災害、台風災害などの有事に備えて各事業所の整備状況を確認するなど、有意義な話し合いになりました。オープンチャット機能については、今後の連携の一つとして使えないか試験的に導入してみようということになり、台風などの際に被害があった場合などに近況を伝えることから行ってみますが、各事業所としてはまずはネット系に得意な職員へ報告してメンバーになってみることから始めることにしています。

地域共生社会を目指し、全国的に重層的支援体制整備が推進され始めていますが、つながる会としては、引き続き、多様化する福祉ニーズや課題に対して、それぞれの視点のもとで話し合いながら、できる範囲で木城町の明るい未来に向けて貢献できるよう取り組んでいきたいと思います!

木城のふくしがつながる会
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