木城町福祉スポーツ大会(報告)
2024年6月14日
お知らせもしていた “木城町福祉スポーツ大会” が6/4(火曜)に開催されましたので報告です!
私は10年前からこのスポーツ大会へ参加させていただいていますが知らない方もいらっしゃると思いますので内容を少しお伝えしますね。
この大会は町長をはじめ、副町長・教育長・町議員の皆様・県議員・福祉事務所長・農協支部所長・商工会や婦人会など各連協の会長の皆様・高鍋信用金庫支店長・社会福祉法人の施設長など錚々たる方々が参加される木城町の一大イベントの一つなのです。
競技種目は15種くらいあり、ひもにかけた新聞をうちわであおいで落としたり、2人1組になってカラーボールを投げる側と半ペットボトルでキャッチしたり、トイレットペーパーを棒で挟んで5個積み上げたり、定番のパン食い競争があったりします。微笑ましい競技では、可愛い保育園の子どもたちとおじいちゃんおばあちゃんが一緒に玉ころがしをする競技もあります。
順位を競うものではないのですが、そこは負けず嫌いの血が騒ぐのか…中には走って転んでしまわれる光景をこの10年で何度か目にしました(今年はありませんでした笑)。運動会みたいで楽しいのでみなさん真剣に取り組まれます。競技を通して真剣だから生まれる珍プレーの数々は大会を盛り上げる一つの要素でもあり毎年、笑いありの大会です。
お昼には、地区のみなさんでお弁当を食べたり、参加賞の景品に「あんた、何をもろた?」などの会話が聞こえてきたりするのもなじみの光景です。
38回目ということなので、この大会はコロナ禍で中止になった年もありますが約40年前から開催されているんだなと思うと、木城町や高齢世代の町民の皆さんにとっても長年大事にしてきたイベントなんだと感じます。是非、続けていきたいイベントですね。
ただ、参加人数が以前とすると少なくなっている状況はあります。
今、まさに国や県・市町村・我々社協が取り組んでいる“地域共生社会の実現”に向けた重層的支援体制づくりにおける視点で考えますと、人口減少や少子高齢化・自治会加入率の低下・子ども会活動の縮小・地域イベントの縮小・物価高騰による生活苦・不登校児の増加・認知症の増加…などなど、価値観も多様化している時代であることもあり、いろんな暮らしの課題がある社会で私たちは生活しています。
残していきたいニーズのあるイベントも、多様化する時代に今後どうやってこれらの生活課題と併せて考えながらツナガリを作り、存続していけるのかを住民の皆さんと一緒に話し合って真剣に考えていくことが“木城町らしい地域共生社会への取り組み”になると思います。
主体的な取り組みが大事な共生社会づくりを私たち社協と一緒に考えてくださる住民の皆さんがいましたら是非、つながってアイデアを話し合いましょう!
スポーツ大会の報告から共生社会まで話しが及びましたが、本大会の実行委員を務めてくださった大会役員の身体障がい者福祉協議会会長、さんさんクラブ連合会会長の他、木城町福祉保健課の職員さん、木城町民生委員児童委員協議会の皆さんにつきましてもご協力ありがとうございました!!
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